2015年12月26日

『〈大石芳野写真集〉福島 FUKUSHIMA 土と生きる』藤原書店

「青い光」
64ページ
佐藤祐禎さん(83歳)原発ができたころ東芝の役員が大熊町に来て『こんな危ないものをよく造ったね』といった。その時は意味がよく分らなかったけれど、その通りになった。自然界にないウランを地中深くに埋めても、地球は変動しているから決して安全ではない。私は原発反対だけれど体験したくて作業員として中で働いたことがある。見たこと体験したことを短歌に詠んだ。作業員が死んだことは書いたが、弾圧された人がいたので発表しなかった。でも、こんな事態になってしまって。全神経を注いで生きてきたから、やることはやったと思っている。短歌もたくさん詠んだ。なかでも原発の歌は私の心の叫びのつもりだ」。農民であり歌人でもある。2011年3月下旬に避難先のアパートを見つけた。[いわき市/2012年3月]
(『〈大石芳野写真集〉福島 FUKUSHIMA 土と生きる』(藤原書店刊)より引用)



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原発にわれの予言はぴたりなりもう一度いふ人間の滅亡 (避難後、歌集未収録)
「この海の魚ではない」との表示あり原発の町のスーパー店に


原発を再稼働させることを推進する電力会社幹部職・役員クラスの全員と、全国会議員、全都道府県会議員、全市町村会議員、裁判官をはじめ司法関係者、教育関係者の必読書とすべき、福島の現実を鮮明につたえる写真集です。

同書94ページの写真の左上部の、福島県相馬市の自殺された酪農家が牛舎の壁にチョークで書き遺した遺言、「原発さえなければ」から始まる、原発事故後に自殺した酪農家や農家の追い詰められた状況の痕跡や空気をカメラで辿った20ページ分が、上記の如きお歴々に静かな心で読まれない国では、私は、必ずまた何度でも(特権的な大金持ちが"経済"と"民衆支配"のことだけを意識して原発を動かし続ける限り、)絶対にメルトダウンが起こると確信しています。
だって、たとえば、過去の人殺しの責任を取らない殺人鬼は、これからもさらに、なんぼでも人を殺す可能性があるでしょう?
そして、その責任なんか、永遠に取る気ないでしょう、そういう倫理観の殺人鬼は。


飯舘村、いつ自然の放射線量に戻るのか、世界一のスーパーコンピューター使って、試算ぐらいできるやろうに?
してんのけ?
してへんのけ?(してんねやったら、ちゃんと正確に何年後か、教えてくれや。)
計算しとうないんとちゃうんけ?
それすらも国民に提示する気のない国が、
次は琵琶湖のそばの海で、原発再稼働。

【核を詠う】(35)福島原発の地で詠った佐藤祐禎歌集『青白き光』の原発短歌を読む(3)「廃棄物をよこしてくれるなと泣き出しぬ六ヶ所村より来れる女は」 山崎芳彦『日刊ベリタ』

来年は2011年以上に禍々しい悲惨な年になりそうで、恐いです。
(地震も火山も、まだまだ不安なのに。)
自らの命を脅かす規模の失敗から学べない人間の集団って、必ず滅びる、としか私には思えません。
(俺ぐらいの阿呆にでもわかることです。)

しかも、大昔とちゃうがな。
まだ4年と9ヶ月ほど前の原発事故やのに。



日本人を絶滅させたい人が電力会社を動かしているのですかね?
posted by DJ楢山節考 at 05:31| 日記 | 更新情報をチェックする